『格子なき牢獄』法治国家であるこの日本で、警察自ら盗難事件を引き起こし、2件の冤罪を作るためと知りながら被害届を改ざんした。 それを否定するため、組織ぐるみで 「陰謀」 「隠ぺい」が企てられた。 すべてを失い、自殺者や、恐怖のあまり記憶喪失する者まで出しておきながら、臭いものに蓋をされ、司法に抹殺された一人の女性が、自らの手で組織と立ち向かい、組織を暴き、封印されていた 「臭い蓋」 を開封する迄の苦難の道程を書き記した実話である。